サウスパーク Season21 e01感想 "White People Renovating Houses"
ずっと楽しみにしていた、サウスパーク新シーズンの感想を書いていこうと思います。とはいっても、これを書いている時点では第3話まで見てしまっているのですが。
今シーズンの注目ポイントとしては、
・s17以前の一話完結型に戻るのか
・トランプネタからの脱却
・カートマンはハイディと別れ、元の性格に戻るのか。
あたりでしたね。その辺含めてスタートダッシュであるe01への期待は結構なものでした。
視聴はこちらから
では続きであらすじと感想です。
アメリカでは、Alexa、Google Home、SiriなどのAIアシスタントが大流行。
子どもたちがAlexaに下品な言葉を復唱させて遊ぶシーンから始まります。
こんなに純粋に楽しむ子どもたち、久しぶりだなあ。
しかし前シーズン意味深なまま終わったカートマンとハイディの関係性は微妙なまま。
まじめでちょっと口うるさいハイディにげんなりし始めているカートマン。そしてその態度が気に入らなく、さらにうるさく怒るハイディ。彼女はお互いが思っていることを、なんでも話し合い理解しあう関係になりたいんですね。
一方スタンの父ランディは、リフォーム番組を始めました。(これもアメリカで流行っているのかな。)
番組のタイトルは、このエピソードの副題でもある「White People Renovating Houses」(白人劇的ビフォーアフター)。もう45もの家をリフォームしており、軌道に乗って中々いい感じです。
しかし外では、Alexa達AIアシスタントに仕事を取られたと主張する貧乏白人たちが大暴れ。
このままでは、彼ら貧乏白人と番組のタイトルが同一視されてしまい番組のブランド、ひいては存続の危機です。当然怒るランディ。
彼らと大喧嘩をしたランディ。しかし結局は彼らを助けるため、ある案を持ち掛けます。
その案とは…正直予想に容易い展開ですが、住民のAIアシスタントを捨て、その代わりをしてもらう事。これなら彼らも賃金を得ることができ、AIと同レベルの働きもできるので一石二鳥…らしい。
しかし従順なAlexaとのコミュニケーションに安らぎを見出していたカートマンは大ショック。
一方貧乏白人グループのリーダー的存在・ダリルは不満な様子。尊厳も何もあったもんじゃないと、仕事をしようとしない。頭を悩ませるランディ。
Alexaを失ったカートマンはいよいよハイディとの関係に怯え始める。彼女の家に謝りに行くが、「人間関係って50と50でしょう、あなたが何に怒っているのかちゃんと教えて」と論理的に返され、萎えるあまり家を飛び出してしまう。帰路につくも彼女のお小言が頭から離れないカートマン。
ハイディもカートマンの家に謝りに行く。先ほどは言い過ぎたと反省している様子。部屋から出ようとしないカートマンの様子を聞いて、リアンに言伝するハイディ。「私、あなたを喜ばせることができるようにもっと努力するわ…。」
やはりs20のまともなカートマンは微妙で、正直今シーズンで別れてくれないかな…と思っていたのですが…この健気なハイディを見ると別れないでほしいって思っちゃう。
まあカートマンの性格は戻るだろうな~というのは想像していたのですが。こうまで心をえぐってくるとは。
しかし部屋から出てこないカートマン、実は廃棄場に捨てられていたAIアシスタントを拾い上げまた下品なことを言わせて遊んでいました。それでこそカートマン。
なぜダリルが反発するのか。それは彼の心の壁でした。自宅のキッチンとリビングをぶち抜いてオープンスペースにしたいけど、耐震壁なので撤去できない。そのため、自分には何もできるはずがないと思い込んでいたのです。
俺が何とかしてやると励ますランディ。
カートマンはとうとうハイディに別れを告げます。
ここの晴れやかかつ開放感にあふれた描写www
一方のランディは、ダリル宅のキッチンとリビングをぶち抜くことに成功。インテリアもおしゃれに一新し、彼の心を壁をも壊すことができました。
ハッピーエンド!
皆言っていると思いますが、やっぱり一話完結がいいですね。サウスパークは。
今回の話は正直展開もオチも読めてしまうので新鮮な面白みはありませんでしたが、手堅く良い話だったのではないかと思います。でも連続視聴してると印象には残らないかなやっぱり。
私はあまり英語が得意な方ではないのですが、今回は結構平易な英語で、少し単語を調べるだけでスムーズに視聴できました。ぜひみなさんも観てみてください~今年の秋はサウスパークと過ごそう!